【結末】楽天市場「履歴ゼロ・決済あり」の正体(第2回)
※実体験にもとづく記録です。不正の断定や責任の帰属を主張するものではありません。手続き・補償は各社規約に従ってください。前回(第1回の体験談)からの続きです。
【先に結論】犯人は「昔つくって放置していた別アカウント」でした
- 太陽コーポレーションからの確認電話で二重注文が発覚(2回目は宮城県宛)
- 購入履歴ゼロ → 放置していた別アカウントにログインされていた
- 電話番号を書き換え→注文→別住所へ配送という手口
- アカウントは停止、注文はキャンセル。ただし請求取り消しはカード会社へ本人申請が必要
① パスワード管理の一本化(1Password)
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② 紙派なら“パスワード管理ノート”
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③ PC派なら“ID・PW管理ソフト”
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Scene 1|終わったはずが、終わってなかった

「土曜のゆっくりモード、いいね。……って、着信?」

「今回の送り先は宮城県で、宛名は中国語風です。お知り合いはいらっしゃいますか?」
「いません!」――購入履歴もカードも該当なし。パニック……。
「いません!」――購入履歴もカードも該当なし。パニック……。
Scene 2|消費生活センター→警察へ

「状況は理解しました。ただこのケース、被害者はカード会社やショップ側になる可能性が高いです」
相談記録は残してもらえた。後で役に立つ“証跡”だ。
相談記録は残してもらえた。後で役に立つ“証跡”だ。
Scene 3|楽天チャットで掘り当てた“忘れ物”

「氏名一致の古いメールドメインの登録が見つかりました」
ログを追うと、恐竜おもちゃ×2に加え、前日にクーラーボックスが富山県へ“配達済み”。
ログを追うと、恐竜おもちゃ×2に加え、前日にクーラーボックスが富山県へ“配達済み”。
Scene 4|止血と残課題

「アカウントは停止、おもちゃの注文はキャンセルできました。
ただ、請求取消はカード会社で本人手続きが必要です」
ただ、請求取消はカード会社で本人手続きが必要です」
被害に遭ったら:最短ルートの実務メモ
- 発送元に連絡:注文の有無・決済手段・配送先を確認(着払い返送の可否も)
- 消費生活センター→警察に相談記録:後のカード会社手続きの“証跡”になる
- 楽天サポート(チャット):別アカウントの有無まで突っ込んで確認
- アカウント停止+2段階認証+電話番号再設定:止血を最優先
- カード会社の異議申し立て:明細に載ったら即連絡(相談記録とショップ回答を添付)
今日できる再発防止チェック
再発防止ツール(まとめ)
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あとがき|“放置”は最高のエサになる
まさか、自分が昔つくって忘れていたアカウントがトリガーになるなんて。電話番号の書き換え→別送付先という手口は、誰にでも起こり得ます。この記事が、あなたの安全確認のきっかけになれば嬉しいです。


