大膳神社|狸伝承と八洲池の祈り(高知・五台山)

夫婦のお出かけ

大膳神社(高知市・五台山)|狛狸と八洲池の物語を訪ねる小さな社

牧野植物園や竹林寺で知られる五台山一帯に、ひっそり佇むのが大膳神社
狛犬ではなく“狛狸”が出迎え、池(伝承の八洲池)や小祠の気配が、むかし話の余韻を今に伝えます。
以下は、現地で撮った写真と、由来です。

大膳神社 鳥居と周辺の緑(五台山)
鳥居の先に静かな時間。別世界観がすごい。

境内の様子1(五台山の緑と小祠)
境内スナップ。小祠の佇まいが物語を連れてくる。
狛狸の石像
“狛犬ならぬ狛狸”。お狸様の社である証。
八洲池ゆかりの一角(推定)
池ゆかりの一角。静けさの奥に昔話の気配。
参道と木漏れ日
木漏れ日が落ちる参道。小さな社ほど余白が豊か。

由来を物語でざっくり

  • 起源伝承:五台山で悪さをする狸を、竹林寺の僧が諭して池に“封じ”守り神に(八洲池伝承)。
  • 発展:のちに花柳界の女性たちの寄進で、池に浮御堂や鳥居が整えられ信仰が広まる。
  • 別名:八洲大膳神社の呼び名も。
  • 意匠:境内に狛狸が鎮座。“お狸様の社”であることを視覚で語る。

昔話で読む・大膳のおたぬき

むかし、むかし。五台山の森には、ちょっぴりいたずら好きの狸が住んでおりました。人を驚かせたり、灯りを消してはクスクス笑ったり。

ある夜、通りかかったお坊さま(竹林寺の僧)が、狸を諭します。「ここは人も自然も共に生きる山。悪さをやめ、皆の無事を見守りなさい」。狸はうなずき、八洲池に心を鎮め、“守り神”になることを誓いました。

やがて時は流れ、町の人びとや芸の道の女性たちが力を合わせ、池のほとりに鳥居や浮御堂が整えられました。訪れる人は手を合わせ、静かな水面に願いを映します。

いまも境内では、狛犬ならぬ狛狸が行き交う人を見守っています。いたずら心はどこかへ、代わりに宿ったのは、山を愛し人を想う気持ち——そんな昔話が、この社にそっと息づいています。

※口伝えの要約です。呼称や年代などは諸説あり、現地の案内・資料をご確認ください。

会話でたどる参拝メモ

夫
ここが大膳神社。五台山の森、空気からして落ち着くね。

妻
見て、狛犬じゃなくて狛狸。お狸様の社ってすぐ分かる!

夫
由来も面白いよね。悪さ狸をお坊さんが諭して八洲池に封じ、守り神になったって。

妻
それから浮御堂と鳥居が寄進で整ったんだよね。市井の祈りが育てた社って感じ。

夫
池の静けさと鳥居を見てると、賑わった昔と今の静けさが一枚に重なる感じがする。

妻
このノスタルジー、好き。狛狸+鳥居+池でワンショット、撮って帰ろう。

地図・アクセス

場所は高知市 五台山エリア。車の場合は五台山公園や牧野植物園とセット訪問が便利です。

アクセス実用メモ

  • 駐車:境内付近に駐車スペースあり(台数や利用可否は現地掲示で要確認)。
  • 自転車で訪問:この日は妻と2人で自転車で参拝。周辺は大型車の交通量が多いから気をつけて。明るい時間帯・ライトと反射材・ベルの準備で安全に。下りはスピードに注意。
  • 回遊提案:牧野植物園/竹林寺とセットで小一時間の周遊が心地よい。写真派は+30分が目安。

※掲載写真はすべて現地撮影。社の維持・保全に配慮し、掲示・案内に従って参拝・撮影を行っています。

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