【結末】楽天市場「履歴ゼロ・決済あり」の正体(第2回)

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【結末】楽天市場「履歴ゼロ・決済あり」の正体(第2回)

※実体験にもとづく記録です。不正の断定や責任の帰属を主張するものではありません。手続き・補償は各社規約に従ってください。前回(第1回の体験談)からの続きです。

【先に結論】犯人は「昔つくって放置していた別アカウント」でした

  • 太陽コーポレーションからの確認電話で二重注文が発覚(2回目は宮城県宛)
  • 購入履歴ゼロ → 放置していた別アカウントにログインされていた
  • 電話番号を書き換え→注文→別住所へ配送という手口
  • アカウントは停止、注文はキャンセル。ただし請求取り消しはカード会社へ本人申請が必要

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Scene 1|終わったはずが、終わってなかった

読者さんアイコン
「土曜のゆっくりモード、いいね。……って、着信?」
筆者アイコン
「太陽コーポレーションさん? 返送、もう届いたのかな?」
「いえ、本日は確認のご連絡で……18日深夜に同じ商品の再注文が入っています
頭が真っ白。「え、どういうこと?」
ショップ担当(仮)
「今回の送り先は宮城県で、宛名は中国語風です。お知り合いはいらっしゃいますか?」
「いません!」――購入履歴もカードも該当なし。パニック……。

Scene 2|消費生活センター→警察へ

筆者アイコン
妻の一言で消費者センターに相談。案内に従って警察の刑事課へ。
警察担当(仮)
「状況は理解しました。ただこのケース、被害者はカード会社やショップ側になる可能性が高いです」
相談記録は残してもらえた。後で役に立つ“証跡”だ。

Scene 3|楽天チャットで掘り当てた“忘れ物”

筆者アイコン
電話は繋がらず、チャットは16人待ち。待ち時間に経緯をテキスト化して即投下。
それでも私のアカウントに履歴はナシ――そこで閃く。「別アカウントの可能性は?」
楽天オペレーター(仮)
「氏名一致の古いメールドメインの登録が見つかりました」
ログを追うと、恐竜おもちゃ×2に加え、前日にクーラーボックスが富山県へ“配達済み”。
筆者
さらに、注文直前に電話番号を書き換え――第1回で感じた“市外局番の違い”は、この伏線だった。

Scene 4|止血と残課題

楽天オペレーター
「アカウントは停止、おもちゃの注文はキャンセルできました。
ただ、請求取消はカード会社で本人手続きが必要です」
筆者
問題は、どのカード会社か分からないこと。口座明細に出たら即異議申立て――これが現時点の結論。


被害に遭ったら:最短ルートの実務メモ

  1. 発送元に連絡:注文の有無・決済手段・配送先を確認(着払い返送の可否も)
  2. 消費生活センター警察に相談記録:後のカード会社手続きの“証跡”になる
  3. 楽天サポート(チャット):別アカウントの有無まで突っ込んで確認
  4. アカウント停止+2段階認証+電話番号再設定:止血を最優先
  5. カード会社の異議申し立て:明細に載ったら即連絡(相談記録ショップ回答を添付)

今日できる再発防止チェック




再発防止ツール(まとめ)


あとがき|“放置”は最高のエサになる

まさか、自分が昔つくって忘れていたアカウントがトリガーになるなんて。電話番号の書き換え→別送付先という手口は、誰にでも起こり得ます。この記事が、あなたの安全確認のきっかけになれば嬉しいです。


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