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・姫鶴平=放牧の牛×草原×石灰岩の“これぞカルスト”。ひんやり高原の風がごちそう。
・天狗高原=歩く楽しさが主役。ウッドチップのセラピーロードがふかふかで気持ちいい。
・尾根づたいの距離は近いが、アプローチ道路は別ルート(ナビと標識の併用が◎)。
・ランチ事情:どちらも比較的入りやすい時間帯が多め。姫鶴平はキッチンカーが出る日あり。
最終更新:2025-09-16




四国カルストって?(さっと把握)
四国カルストは高知×愛媛の県境に広がる高原地帯。代表スポットは姫鶴平(読み:めづるだいら)と天狗高原。尾根上では近いのに、現地までの道のりと雰囲気がけっこう違います。
姫鶴平 vs 天狗高原:現地で感じた“違い”
姫鶴平=写真で見た「これぞカルスト」
草原に白い岩(石灰岩)が点々、その向こうで牛がのんびり。車を降りた瞬間の空気が軽い。気温もスッと下がって、呼吸まで伸びる感じ。ベンチや東屋で座っているだけで、心がほどけます。
天狗高原=“歩く時間”がご褒美。ふかふかセラピーロード
森にはウッドチップのセラピーロード。足裏が喜ぶタイプのやわらかさで、つい深呼吸が増える。お出かけの人はチップ区間だけでも十分、さらに先へ行けば軽めのトレッキング。2kmほど歩くと大引割・小引割というダイナミックな地形にも出会えます。
旅ログ
10:40|姫鶴平 尾根づたいに5分…のはずが、来る道はぜんぜん別ルート。ナビは最短を狙って細い道へ誘うから、標識も併用が安心。駐車してドアを開けたら、ひんやりとした風。まず、空が近い。
私:「牛、いるね。しっぽ、ほんとフリフリだ」妻:「草の匂いする。…音が少ないね」
草原に白い岩が顔を出す、あの“カルスト模様”。ベンチに座ると、時間がのびる。雲間から光の柱がすっと落ちて、写真のシャッターが自然に増える。
11:30|姫鶴平の軽食 この日はキッチンカーが出ていた。カフェ系のドリンク、軽食、そしてラーメン。看板に「猪骨猛進ラーメン」って書いてあって、思わず二度見。「イノシシの骨だしかな…?」ってふたりで笑った。高原で食べるラーメン、背徳感あるけど最高。
12:20|天狗高原へ移動 車でスッと移動して、今度はふかふかのチップ道へ。足音が吸い込まれていく。木漏れ日が点々と落ちて、歩幅が勝手に整う感じ。
私:「ここ、ずっと歩いていたいね」妻:「うん。息が深くなる。声が小さくなる」
13:00|大引割・小引割 道が少し勾配になっていく。視界に突然の“黒”。上から覗くと、お尻がヒヤッとする深さ。私はすぐ一歩下がる派。フェンス越しに静かに覗いて、そっと息を吐く。
食事・カフェ事情(混雑メモ)
- 姫鶴平:週末を中心にキッチンカー出店あり。カフェ系や軽食が並び、日によってはラーメンも。高原の広場は回転が早く、比較的入りやすい時間帯が多い印象(出店状況は当日次第)。
- 天狗高原:拠点施設にレストラン(昼営業 11:00–14:30 LO14:00)。ピークでも待ち時間は短めの日が多いが、団体・繁忙期は変動するので早めの利用が安心。
アクセス&ドライブのコツ(車)
- メインは「縦断線」:尾根を東西に走る快走路(県道383)が基本。天候と時間帯で表情が変わるので、余裕を持った計画を。
- ナビvs標識:ナビは最短案内で狭路に入れることがある。標識と組み合わせて、安全優先で。
- 季節メモ:冬季は一部区間が通行止めになる時期あり。事前に道路情報を確認。
- 服装:高原は体感温度が低め。夏でも薄手の上着が1枚あると快適。
大引割・小引割を見るときの注意
- 正式表記は「大引割・小引割」(読み:おおひきわり・こひきわり)。崖縁は立入禁止・転落注意の案内に従う。
- 底へは降りられません。散策路から安全な位置で観察を。
アクセス動画|四国カルストへの道のり
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